うたかたの林檎

 林檎(no.6) 『うたかたの林檎』 60×60×75mm



 こちらの林檎はうたかた(泡沫)。
 月とへたは回転するので、お好きな向きに変えられます。



 月は銀色を帯びていて、どこかぼんやりとしています。
 中の玉も、煌いたり鈍色だったり。



 色味をうまく撮影できなかったのですが薄い紫色です。実物はもっと白いような、しかし夜になると少し濃くなる不思議。
 この林檎は傾き面に差し色がありません。足許がおぼつかない、五里霧中で具体物が見えないイメージ。
(傾き自体は、問題なく安定します)



 no.6はAbel KorzeniowskiのDrowningという曲をモチーフに。
 水底から月を眺めるとこういう情景かしら、と想像します。

「わだつみの林檎」と「うたかたの林檎」は6/1からのアートラッシュ企画展「心の窓〜音色展〜」にて展示いたします。
 どうぞご覧くださいませ。

| 15:31 | 人形・小品 |
わだつみの林檎

 林檎(no.5) 『わだつみの林檎』 60×60×75mm



 no.3と4につづき傾けることができます。
 三日月は嵌め込み式なので、上弦にも下弦にもお好きな向きに。 



 三日月をはずすと鎖がのびて、終わりの頃にひとつぶ。

 林檎の内側にも数粒。月明かりの波打ち際が描かれています。 



 月の裏側。三日月と同様に、へたも回転して向きを変えられます。

 no.5は重心の関係で、硬い面でないと傾いていられない模様です。すみません…。安定するように直しました。
 まっすぐに置くと、差し色が綺麗な影をつくります。
 


 林檎アップ。
 前作までの林檎は空を描いてきたのですが、今回は海です。海の底から月を眺めるイメージ。
 Abel KorzeniowskiのSwimmingという曲を着想としています。個人的には希望にみちた曲。

 下のほうや三日月の裏側、林檎の内部など、他にも色々たくさん楽しみを詰めこんだので、ぜひ展示会場でご覧くださると幸いです。

 こちらの林檎は6/1〜13のアートラッシュさんの企画展「心の窓〜音色展〜」に出品します。
 もう一つ、no.6も目下制作中なので、完成したら写真を載せたい。です。
| 20:07 | 人形・小品 |
夜さり



 48作め、「夜さり」
 9/23〜29に開催される「人・形展」に出品します。



 濃いめのシルバーの髪は、すこしグラデーションがかっています。
 チャームポイントは大腿球です。展示のときはみえなくて悲しいので写真で…。
 80センチの設計図から作りだしましたが完成したら72センチでした。

「夜さり」は ようさり、と読みまして、夜の意。
 自分の住んでいる土地の方言だと今まで思っていたのですが、名づけるにあたって調べてみたら古語だとも書かれていました。
 古い美しいことばです。

 クッションも大小と二つお揃いでつくりました。裏表で柄がちがいます。
 クッションがあると人形も心なしか嬉しそうです。

「人・形展」にてご覧くださると幸いです。
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| 02:54 | 人形・小品 |
薄明のきみ、
制作メモをコンスタントに更新できぬまま人形の完成にいたりました.....。
twitterにあげたものも後日このブログに載せる予定です。



47体め、「薄明に消ゆ」。42センチの頭身のちいさな少女です。
薄明の時間にあらわれる色たちで人形の色みを纏めました。
頭部も粘土なので、夕刻から夜への空のグラデーションを模してあります。ちょっときらきらしている。
目は描き目です。ライトグリーンだったり蒼だったり銀色だったり、角度によって見える色がちがいます。




下から覗くとあどけない感じ。
胸元からリボンがのびていて、コルセットを編み上げています。
下の写真は制作中の。裸にリボンでもわりと可愛い。



この人形は10/29〜11/10まで開催される「箱庭展」にて展示いたします。
今回、会場に芳名帳がわりのノートを置かせてもらう予定です。ご来場のさいはもし良ければ一言書きのこしてくださると、とても嬉しいです。
 
| 00:56 | 人形・小品 |
紡ぐもの

 先日、過去作の「処女雪」がどんな人形かご質問をいただきまして、
せっかくなのでごく初期の頃の作品をならべて紹介することにしました。



 4作め「処女雪」(shojoyuki)2002年作。
 半眼の和装を作ろうとして、力が及ばす。2008年にようやくイメージの実現ができたのが「佐久夜」です。
 髪を結ったりほどいたりできます。



 6作め「恋時雨」(koishigure)2003年作。のあたま。
 二重の旋風のような、自分でもよく分からない複雑な貼り方をした髪。
 2作めに青年をつくろうとして技術が足りず、延々つくりつづけてようやく完成した頃には6作めになっていました。やっぱり半眼。



 7作め「ひばりよ、ひばり」(hibari-yo,hibari)2003年作。
 写真では和装ですが本当は黒服ゴシック少年。
 耳から鎖ピアスはこの頃から好きだったのだなあ....、と自分のことながらすっかりわすれていました。
 初めて教室展に出すことになり、自分なりに納得のいく作品をつくろうと七転八倒していた記憶があります。



 8作め「翠雨」(suiu)2004年作。
「そこらへんにいそうな女の子」をテーマに制作。
 子どもより大人に近い感じで体つきもちょっと肉感的でした。



 9作め「月下美人」(gekkabijin)2004年作。
 当初は金髪のモヘアでした。途中で白の絹すが糸のロングヘアーに変わっています。
 何気なく作ったら整った顔だちになり、やたらフォトジェニックな人形でした。
 これまで和紙仕上げだったのを、この作品は初めて胡粉と油彩で仕上げました。



 10作め「椿」(tsubaki)2004年作。
 ....ものすごくびっくりなことに、2004年は7体つくったらしいです。
 椿は閉じ目の少女。睫毛は描きこんであります。
 洋服にものすごく凝りました。また見てみたい。


 以上です!
 上記の作品たちは人手に渡っていたり、納得がいかず壊したりで、手許には残っていません。
 久しぶりに写真をみたら、とても懐かしかったです。
 
| 19:47 | 人形・小品 |
雫色
| 14:19 | 人形・小品 |
夕刻のすこしまえ、



プリズムがきれいな時間帯。
後ろは小林絵美さんのリトグラフ、『空想の庭』。
朝の光も夜の灯りにも映える絵です。
全景を撮りたいけれどすごく大きいので、反射してなかなかうまく撮れずにいます....。
| 15:48 | 人形・小品 |
ときいろのいみ


アトリエにいる時の人形はまったりモードな気がする。
と思ったけど1人カメラ目線のひとがいました。

| 13:28 | 人形・小品 |
といきのいろみ


 カメラ、買いました。
 むずかしくて白目になりつつも、ちょっとずつ実験みたいに試し撮りしています。
 
| 16:01 | 人形・小品 |
さとり
 おはようございます。
 ブログに書きたいことが色々あって、ありすぎてまごまごしていました。

 ひとまず新作の写真を。




 41体め、「惺」です。 よみがなはそのまんま、せい。

 なんだか作者と似たような名まえですが、りっしんべんに星で出来たこの字は、今回の人形によく合うのではないかと思いました。
 大きさは67センチです。
 久々に肌色の、人間のような人形をつくりました。
 前回のボブの子から不思議にくちびるが笑うんですが作者にも理由はわかりません!
 した睫毛がないです。オッドアイです。


すきですスノーマン。冬のドトールの白チェブもだいすきです。


 こっちは自然光。完成前の一瞬、すきな一枚。
 じっさいの髪の毛はもうすこし緑がかった、あわいアッシュです。グラスアイの色がすごく複雑できれいだったので、それに合わせて染めました。
 陽の光では透けて、夜の灯りにはきらきら光ります。


 来週からの展示会「Emeth」では、メンバーの作品を収めた小さな冊子を販売する予定です。できたてほやほやの惺を撮って、頁に収めていただきました。
 公式ブログでは他の方の出品作や、惺の他の画像を観ることができます。冊子についての詳細も、こちらで順次更新されます。

 会場には、「惺」と、「永遠よりも不確かな」「傾がりの世界」「白日夢」の計四体を連れて行きます。
 ぜひ、メンバーの素敵な作品とともに、会場でお会いいただけたら幸いです。

 

 さいごに。いつも拍手をありがとうございます!
 
| 05:12 | 人形・小品 |